TOP 事例 / ご来場者の声 TOA株式会社
2023年3月に、バーチャル展示会である「TOA CONNECT SHOW2023」を開催しました。今回のイベントは、「つながる-connect-」をメインテーマとし、音と映像の専門メーカーとしてTOAの製品・サービスはもちろん、自治体様や企業様との協業、グローバル展開を進める取り組みなど、さまざまなソリューションをメタバース会場に展示しました。
以前所属していた部門ではアーティストとのコラボレーション企画などに携わっていたのですが、そのアーティストの方がNFTを用いたデジタルアートなど先進的な取り組みを行われていて、メタバースにも当時から非常に関心が強い様子でした。「これからはメタバースが来るから、仮想空間で何かイベントを考えてみなよ」と言われていたのですが、現在の部署に着任し、メタバースの提案を受けたことから積極的に検討を始めました。別部署で海外部門ではメタバースプラットフォームの使用実績があり、メタバースイベント制作の苦労話も色々と聞いていたのですが、ZIKUはサービスが判りやすく、労せずメタバース空間を構築できるという期待がありました。また、コスト面でも前述のプラットフォームと比べて非常に安かったのもポイントですね。
オンラインイベント自体が初の開催でしたので、手元にコンテンツが何もない状態でした。2か月間で20コンテンツをすべて動画で制作するのでそこは骨が折れましたね。ですが、2回目以降は常設展にも使えますので資産としてコンテンツができたのはよかったと思います。運営の部分は事務局スタッフも初めてのことで“軸”がなかったのですが、ZIKUを触っていくうちに効率化できる部分などもわかり、ノウハウが蓄積できたと思います。
社内外含めて初めての取り組みで、弊社上層部からも高い評価を受けました。お客様からは「常設してほしい」というお声もいただいたので、近いうちにバーチャルショールームを目指していければと考えています※。今後は、やはり私たちは「音と映像の専門メーカー」ですので、お客様とのコミュニケーションを大事にしていきたいと考えています。そういった点で、お客様とのコミュニケーションの部分がより進化していくと良いのかなと感じました。また、ブース毎の滞在時間が判るようになる、ブース内でのヒートマップ分析ができるようになる等、マーケティングや分析・解析の面でもより進化することを期待しています。
※ZIKUを活用した「TOA CONNECT Showroom」が公開されました。ぜひご覧ください。
メタバース自体は新しい取り組みですが、一度で終わり、ではなく、今後も継続的にイベントを開催する前提で臨まれると良いのかなと思いました。バーチャルの良いところは、仮想空間の中でつながれることだと思いますのでゆくゆく他社さんとコラボレーションすることを意識して体制を作り、巻き込んでいくと良いと感じました。今後は、ジクウさんの取引先様とも合同展示などの機会が創出できると面白いかもしれませんね。
TOA株式会社は業務用・プロ用の音響機器と、防犯・監視カメラなどセキュリティ機器の専門メーカーです。1934年の創業以来、現在は国内外に拠点を構え、世界120ヵ国以上に商品を供給しています。