TOP 事例 / ご来場者の声 株式会社みずほ銀行
みずほ銀行では、取引先企業様同士を“繋ぐ”イベントを定期的に開催しております。今回のイベントでは、デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)やサステナビリティ・トランスフォーメーション(以下、SX)の実現を支援するスタートアップ企業がZIKUにブースを出展し、弊社の取引先企業様と新たな出会いやビジネスにつながる様々な交流が生まれました。
今回は、弊社の取引先企業様のみを招待したクローズドなイベントでしたが、約300名の方にご参加いただけました。
コロナ禍になってから、オンラインでのイベントやセミナーを実施していましたが、来場者と出展者の双方向のコミュニケーションやイベントの臨場感に課題を感じておりました。そのような中、ZIKUのことを知り、メタバース空間で臨場感や偶然の出会いの創出という課題を解決できるかチャレンジをしてみました。
メタバースということもあり、集客面や、双方向のコミュニケーションには期待をしておりました。また、今回の出展企業のソリューションは視覚に訴えかけるソリューションも多く、その部分でもメタバース空間に期待感を持っていました。
今回のイベントでは、ブースとセミナー形式で実施しましたが、弊社とっては初めての試みでした。オンラインイベントでは、登壇者と来場者で個別に話ができる機会を提供することが難しく、オフラインイベントの時に比べ、登壇者と来場者の双方向でのコミュニケーションが減ってしまったことが課題でした。
今回は、イベントへの参加や入退場を自由にすることで、ブースへの来場者を増やすことができたので、メタバース空間の実施は効果的だったと考えています。
メタバースでのイベント開催が初めてということもあり、出展企業からの問い合わせへのスピード感を持った対応が難しかったです。
出展企業と来場者のコミュニケーションを促す意味で、主催者からコミュニケーションが取りやすい仕掛けを作っていくのが今後の課題だと考えています。
メタバースイベントということで、関心の高さもあり、普段イベントに参加いただけていない方にもご参加いただくことができ、集客という面でも非常によかったと思います。また、これまでのイベントでは1on1のコミュニケーションが中心でしたが、今回は自由にブースを回れるという点で、気軽にイベントに参加できるという点も期待通りでした。チャットでのコミュニケーションなど、参加者がどのようなコミュニケーションをしているのかがわかるのも非常によかったです。
メタバースイベントに慣れていないこともあり、始めはコミュニケーションに戸惑う場面もありました。しかし、メタバースイベントの回遊性も相まって、普段のイベントより多くのブースに来場いただくことができ、出展企業とも積極的にコミュニケーションしていただけました。
出展企業と来場者のコミュニケーションを促進できたことは狙い通りでした。
出展企業と来場者のコミュニケーションだけでなく、来場者同士のコミュニケーションができる仕組みができてくるといいですね。ここに関しては、すごく期待しています。
また、メタバース空間上で、次はどのようなセミナーがあるのか、今人気のあるブースはどこかなど、来場者にも会場の動向を把握できる仕組みがあると良いと思います。
出展企業も来場者もメタバースイベントに慣れていないので、出展企業への細かいフォローや、来場者がブースやセミナーに参加しやすい導線の工夫は大切だと思います。
また現時点ではメタバースイベントが目新しい分、ややもすれば開催そのものが目的化しがちですが、主催者側は特に有益なコンテンツ作りを意識することが重要だと思います。
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